そもそもニッケル合金の最新素材は加工難易度が高いものがほとんどです。
ニッケル201は、その元となる純ニッケルです。簡単ではありません。
現在のハセヒキにおいて、ニッケル201の発注が来た時の品質ステイタスは以下の通り。
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1. 見積もり
使用する工具などが把握できつつある状態です。
ただし、想定外の事態への対応がまだまだ読みにくく
従来の稼働ベースでの価格設定でもなかなか見積もりが出しにくい状態です。
見積もりを出すまでに日数がかかります。
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2. 納期
見積もりが難しい理由は、この納期にも当てはまります。
実際、どのくらいの個数かにもよりますが、アイテムが形になっても
そのあとの自社検査で引っかかることも多々あります。これがまた悩ましいところです。
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3. 納品物の精度
歩留まりは悪くないところまできていますが、完全に特性を掴んでいるわけではないため
最高に満足いくレベルにするためにはまだまだ研鑽が必要です。
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こちらの素材も、現在品質技術会議によって日々検証が進められています。
ハセヒキはこの素材を胸をはってお受けできる状態にすべく、
日夜努力を続けています。
もちろん、新しい依頼も随時受け付けております。
ぜひ私たちと一緒に、この素材への挑戦を続けていきましょう。
この材質の実績や取り組みについては、BLOG記事があります。
切削!ニッケル201への羨望をご覧ください。