6月 18, 2020

真剣に取り組みはじめて2年。取り組めば取り組むほど遠くに行くように、正直に言ってしまえば、完璧な4M管理というのは存在するのか、という思いでいます。終わりがない、というか。つまるところ、4M管理とは、終わりのない自己鍛錬とも言うべきものであるという理解でいます。もちろん、ISOでの検査も含めて、より良くなるのであれば、社内フローを変えることに躊躇はありません。社内において4M管理達成目指して邁進中です。今私たちが考える4M管理への道筋はおおきく2つ。こちらにてご紹介いたします。

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1.4M管理に関するリーダー理解の醸成
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4M管理の実行にあたっては、まず各工程のリーダーが様々な品質追求を行うミーティング「品質技術会議」においてその方法論の理解醸成を実施してきました。素材に合わせ、様々なクライアントのニーズにお応えしてきたハセヒキの品質管理は決してレベルが低いものではないと自負しています。そこで、これまでとの差分、本質的に4M管理に取り組む法人としてのゴールなどについて共有に時間を割き、丁寧に検証してきました。

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2.4M関連投資の推進
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4Mとはご存知の通り、man、machine、method、materialです。もとよりすべてが、ハセヒキとって重要な投資対象です。manについては、積極的な人材採用と、社内におけるリーダー育成に注力しヒューマンシステムの研磨に努めてきました。アイデアのある企業の素地が出来上がりつつあると考えています。machineとmaterialへの投資について、ハセヒキは明瞭です。特に毎年、必ず1台以上の工作機器、最近では検査機器、さらに簡易クリーンルームの設置など必要な投資は躊躇なく実行してきました。materialについては、我々のビジネスにとって極めて重要な意味を持ち、常に新しい素材が登場すれば、自らが投資する形で案件取得を実行してきました。methodはこれらすべての集大成でもあり、さらに人材にフィードバックするものです。つまるところ、これらすべてへの投資は終わりがなく、時代の変化に合わせて進化し続けなければならないものです。4M管理が自社を磨く、というのはこの点に尽きる、と考えております。