6月 18, 2020
挽物は、金属を削り取るわけですから当然摩擦熱を生じます。もちろん、ハードウェア自体が大量の油をかけ続けたり、冷却するような設備を備えているので、万全の火事への備えが行われています。それでも、ハセヒキではいろんな素材を削るため、想定を超えるような熱が生じ火に変わることもあります。時には、工場内に警報が鳴り響くこともあります。
終わりはない防災対策ではありますが、私たちは消してハードウェアのメーカーに任せ頼るのではなく、消化器メーカーと専属で契約を結び、消化器のチェック、交換はもちろんのこと、火事への専門知識を高め対応力を強化しています。正直これは、あまりに当たり前であるという感覚の方が強く、自慢すべきことでもなんでもないことだと考えています。しかし、私たちにとって大切な哲学の具現化であることに違いはなく、今後もしっかり継続し続けていきたいと考えています。